Oct 12, 2016

富山大へのAPTアタックの件

標的型という言葉をしばしば見かけるようになった。
脅威が認識されつつある、ということか。

・富山大攻撃、私大生装う不自然な日本語メール (10/11)
感染パソコンからはほぼすべてのデータである約5万9000件のファイルが流出していた疑い
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トリチウム理工学を専門とする研究者がウイルス付きメールを受け取ったのは昨年11月24日。
相手は東京の有名私立大の学生を名乗り、以前、学会で会った学生と自己紹介し「自分がいま研究していることで質問したい」と持ちかけた。さらに、質問の詳細を書いたとして添付ファイルを開封させようとしていた

・富山大、放射性物質のデータ流出か サイバー攻撃で (10/11)
東京電力福島第1原子力発電所の汚染水に含まれるトリチウム(三重水素)の処理に関わる情報もあった
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「データの多くは公開済みで、機密事項はない」としている。

・核融合研究、情報流出か 富山大 (10/11)
研究者のパソコンから福島第1原発で発生した汚染水の除去方法などの研究成果や、共同研究者ら1492人分の個人情報が流出した恐れ
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今年6月まで、遠隔操作で1000件以上の圧縮ファイルが作成され、大量の通信が計4回繰り返された。外部機関の通報で発覚した。
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同大学は流出が判明した6月に文部科学省と富山県警に報告したが、関連機関には今月7日まで連絡しなかった。阿部孝之センター長は「情報を精査するのに時間がかかった」と釈明した。

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