「小惑星一面に反射性塗料をつけて、太陽光圧力で衝突軌道を変えてしまう」のだとか。
面白い。斬新だし、原爆ミサイルなどより安全そう。
Paekさん、国連コンテストでの優勝、おめでとうございます。
http://jp.techcrunch.com/archives/20121026save-humanity-from-asteroids-with-reflective-paint-clouds-says-mit-grad-really/
あれ、待てよ。
太陽帆(ソーラーセイル)は、日本のIKAROSが2010に初めて実用成功したのですよね。
あの「はやぶさ」も使ってたはず。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E5%B8%86
ちょっとちょっとぉ、元はと言えば日本のお家芸だよ。
マスコミも、大学生向けに「国連がこんなコンテストやってる」とPRしたらどうだろうか。
そして、日本の学生さんも頑張って応募してみたらどうだろうか。
皆さんは失敗を恐れず自由な発想で「どうやったら達成できるか」に集中して欲しい。
身近な友人達と夢の実現に向けてワイワイ議論する楽しさを味わって欲しい。
以下、原文サイトから備忘要約を書いておきます。誤訳有るかも。きっと有る。悪しからず。
http://web.mit.edu/newsoffice/2012/deflecting-an-asteroid-with-paintballs-1026.html
「他に(他の人から)原子力爆弾や、重力トラクタによる軌道変更提案も」
「ペイントボールは昨年のコンペ勝者のアイデア。
Paekさんは、さらに太陽光圧力を取り入れた。」
「アポフィスは、27gigaton, 2029と、2036に 地球に接近。
5tonの塗料・厚さ5μmで、直径1,480フィートの惑星を覆う。」
※注、 2029/04/13は、地表から約32,500kmを通過。
「静止軌道とほぼ同じ距離。
2036~2103の間にわずかながら衝突可能性のある接近が6回ほど起きる。」
「Paekさんの計算では、太陽光圧力が十分な軌道変更力を蓄積するのに20年掛かる。
地球からの打ち上げでペイントボールが壊れるかも。
だから宇宙で製造しては。」
「塗料の他に、エアロゾル(気体中に微小粒子が浮かんだ物質)を入れておき
小惑星で燃やして突入速度を遅くする。
単に小惑星を塗装して、観測しやすくするのも良いね。」
NASAの Lindley Johnson さん曰く
「太陽光圧力は、火星宇宙船 メッセンジャーも使っているが、革新的なアイデア」
とさり気なく自画自賛。
だから実用化は日本が先だったんだってば(笑)。
どうですか、日本の学生さんも、挑戦し甲斐ありそうでしょ?
えっ? 私? もちろん私は問題提起役。
そろそろ寝る時間だし、お休みなさい。
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