Nov 7, 2012

Mr. Obama's Clear Vision of Cyber Security

ホワイトハウスに初めてスマートフォン(バラクベリー)を持ち込んだ人。
ITも使いこなし、時代の変遷に伴う組織の新しいリスクを正しく認識し、対策に向け力強く牽引していける人のようですね。

2009年、就任後半年位経っての演説骨子は、以下のようなもの。

『情報技術の21世紀に、我々は日々ITに依存。
 デジタル網は軍や公共サービスなど、国家安全保障に直結。
 またEビジネスは経済競争力の要。
 つまりネットワークは戦略資源。
 従って官民協力してサイバー攻撃に備えるべし。』
 (多分記憶違いや誤訳あり)。

要約ビデオ(約3分)
http://mcaf.ee/m4fx0

要約ビデオとは別に、ホワイトハウスらしき会議室で議員数十名~百名を相手に15分ほど演説していました。
(Youtubeにも載ってたのですが、今見つけられません)

その15分間、言葉に詰まったり原稿に目を落とす事などなく、パワーポイントにも頼らず、言葉だけで力強く明快な論理展開でした。「ITのプロでもないのに良く喋れるな」と弁舌の鮮やかさに驚きました。。。いゃ、そういう印象です。隅々までは私には分からないので。
その後 サイバーセキュリティ法案を可決。
http://thecaucus.blogs.nytimes.com/2010/02/04/house-passes-cybersecurity-bill/

こういう強力なリーダーが牽引する強い国と伍して行かなければ ならない、
その為に より大きな違いに着目し、小さな諍いは避け、我が国を挙げて一致団結していくべきかも、という事は肝に銘じておくべきでしょう。

オバマさんは、さらに参考になるアドバイスもしています。

『セキュリティソフトをアップデートしよう。
 おかしなEmailには注意しよう。
 公私共に相手の事を良く認識してから対応しよう。
 個人的または財務的な情報を送るときは、宛先が正しいか確かめよう。
 詳しくはWebで。
  http://OnGuardOnline.gov/ または
  http://DHS.gov/CYBER

Nov 3, 2012

Paul McCartney - Up and Coming Tour 22.May.2011

今 1:22:39、I've gotta feeling が気持ち良い、土曜の昼下がり。
ポール派もジョン派も、もはや派閥を乗り越えて楽しめる(笑)。

69歳のポールを動かす力は何なのか?
きっと聴衆から受ける喜びのフィードバックなのだろう。
Iron Maiden at Rio で初体験した「コンサートを参加型イベントにするノリ」。
この国に俄然 親近感が沸いてきた。 

そして、Beatlesを聴き始めた頃の、幸福な郷愁が、私の情感を揺り動かす。

素敵な音楽をありがとう。いつまでも元気でね、ポール。
Be healthy, energetic and happy, Paul! :)))
ポール・マッカートニー
UP AND COMING TOUR 22.05.11 [FULL ALBUM]
http://www.youtube.com/watch?v=G-1d5DzW9U8&feature=related
 

Nov 1, 2012

反射性の塗料で小惑星の衝突から人類を救う–MIT院生のアイデアが国連で優勝、の件

「小惑星一面に反射性塗料をつけて、太陽光圧力で衝突軌道を変えてしまう」のだとか。
面白い。斬新だし、原爆ミサイルなどより安全そう。
Paekさん、国連コンテストでの優勝、おめでとうございます。
http://jp.techcrunch.com/archives/20121026save-humanity-from-asteroids-with-reflective-paint-clouds-says-mit-grad-really/

あれ、待てよ。
太陽帆(ソーラーセイル)は、日本のIKAROSが2010に初めて実用成功したのですよね。
あの「はやぶさ」も使ってたはず。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E5%B8%86

ちょっとちょっとぉ、元はと言えば日本のお家芸だよ。

マスコミも、大学生向けに「国連がこんなコンテストやってる」とPRしたらどうだろうか。
そして、日本の学生さんも頑張って応募してみたらどうだろうか。
皆さんは失敗を恐れず自由な発想で「どうやったら達成できるか」に集中して欲しい。
身近な友人達と夢の実現に向けてワイワイ議論する楽しさを味わって欲しい。

以下、原文サイトから備忘要約を書いておきます。誤訳有るかも。きっと有る。悪しからず。
http://web.mit.edu/newsoffice/2012/deflecting-an-asteroid-with-paintballs-1026.html

「他に(他の人から)原子力爆弾や、重力トラクタによる軌道変更提案も」

「ペイントボールは昨年のコンペ勝者のアイデア。
 Paekさんは、さらに太陽光圧力を取り入れた。」

「アポフィスは、27gigaton, 2029と、2036に 地球に接近。
 5tonの塗料・厚さ5μmで、直径1,480フィートの惑星を覆う。」

※注、 2029/04/13は、地表から約32,500kmを通過
  「静止軌道とほぼ同じ距離。
   2036~2103の間にわずかながら衝突可能性のある接近が6回ほど起きる。」

「Paekさんの計算では、太陽光圧力が十分な軌道変更力を蓄積するのに20年掛かる。
 地球からの打ち上げでペイントボールが壊れるかも。
 だから宇宙で製造しては。」

「塗料の他に、エアロゾル(気体中に微小粒子が浮かんだ物質)を入れておき
 小惑星で燃やして突入速度を遅くする。
 単に小惑星を塗装して、観測しやすくするのも良いね。」

NASAの Lindley Johnson さん曰く
「太陽光圧力は、火星宇宙船 メッセンジャーも使っているが、革新的なアイデア」
とさり気なく自画自賛。

だから実用化は日本が先だったんだってば(笑)。

どうですか、日本の学生さんも、挑戦し甲斐ありそうでしょ?
えっ? 私? もちろん私は問題提起役。
そろそろ寝る時間だし、お休みなさい。