May 18, 2012

大阪、夏の電力がアレな件

___ 2012/05/17 Facebookへの私の投稿を転載、マイナーチェンジ ___>

毎日新聞の記事『電力需給:「節電」新料金で不足2.6%改善 関電提示(2012/05/15)』の文章や背景が理解できなかったので、元ネタらしき記事の流れを追ってみました。

・電力供給量不足、下記PDF、13/13枚目 「第9回大阪府エネルギー戦略会議 (2012/05/15)」
 ※関電の提案はおそらく、原発稼動による供給確保
  前述、12/13枚目

・87.3万kW削減の根拠
 前述、7/13枚目
 毎日新聞の「2.6%改善」は多分2.9のタイポ
 ※ここまでの文章では「445万kWの不足の内、僅かな効果」
  と読めます。

・ここで別の委員からの提案
 大口需要家「ネガワット」 最大84万kW削減、をはじめ
 全体で最大597万kW削減。

-------------------------
トレースの途中ですが、ここで私から 毎日新聞さまに少々 苦言を。

1.分かりやすい報道を
 図表の活用など工夫の余地有り。
 一般企業でこういうプレゼンすると、マイナス評価です
 
2.事実検証を
 597万kW削減が可能なら、大きな希望です。
 計算根拠を追加レポートすべきと思います。
 (村上さんの仰るネガワットの効果(があるかもしれない)事は
  うすうす分かってきましたが)

3.世論のミスリードを招かない報道を
 前述2が仮に事実なら、もっと別の報道がありえるはず
 小さい事をセンセーショナルに取り上げてはいけません
 このためもあり、一次情報へのリンクは重要です。
-------------------------

橋下さんは「政治生命をかけて地域のために」。
まだ十分説明されていないのでは、と思います。  
  ←路線変更を受け、6/22 取り消し線

あぁ、時間切れ、もう会社に行く準備をしなければなりません。今後も色々勉強したいと思います。

一連の「第9回大阪府エネルギー戦略会議」はこちらに資料があるようです。

・大口需要家の節電、というのはこの状況では無理があるのでは? 後ほど勉強して何か理解したらどこかで発言します。

・平成の五人組制度というか、この告げ口制度には、言葉もありません
 さて、モヤモヤを溜めないよう気分を変えて、行って来まぁす

--- 2012.09.06 追記はじめ
ここまで読んでくださった方、有難うございます。ここから後は読む必要ないです。
私自身の理解が足りなかったせいで、論旨不明瞭になったと思っています。

今は、「電力会社はバランスシートを良好に保つために、無理をしても原発稼動が望ましい」というネタが色々出つつあります。そう考えると難しいと思われたモヤモヤが一気に晴れるように思います。しばらく後出しジャンケンゴッコを静観することにします。
--- 2012.09.06 追記おわり
___ 2012/05/18 記事を読んで感想など、追記 ___>
 原子力のような制御の難しいエネルギーに頼らなくても済むに越したことはない。ただ、安定的な代替手段が実用できるまでは、エネルギー政策を二元論では語れないのでは。時間軸も入れて考えるべきでは。また、電力会社の解体・再構築を行わないと、結局 国民が不利益を被るのでは。

 ここで「ネガワット」という着想は面白い。前向きだし、その点には好感が持てる。ただ、真夏に酷暑日が続けば、リアル電力を求めて、とりつけ騒ぎのような状態になるのでは?

 現状では化石燃料に頼り、○兆円の国富が流出しているそうだ。
 そこまでしても、電力不足は起こるかもしれない。もしそうなれば、病院や交通など社会インフラに影響が出るだろう。それは、人命に関わりうるように思える。

 さらには「不安がある」というだけで産業・物流が変わるかもしれない。サプライチェーンでの関西外しが始まっている、と言われている。
一刻も早い対策が必要という素人考えですが、どうでしょうか。

色々複雑な問題ではある。
地熱やシェールガスなどの代替手段も提案されているようだが、まだ私は理解できていない。
有権者として関心を持ち続け、勉強していきたい。
//

No comments: