LINEは 遅くとも 2014から脇が甘かったようです。
振り返りの為、当時の見覚えある記事と、最近の記事とを、見繕ってみました。
1.結論 「LINEの扱い(案)」
後述 第2, 3項から、以下の扱いが妥当と思います。
-
学校や自治体の連絡手段になっていて利用不可避な場合もあるらし
い。これは解決策無し - 個人利用なら、リスクを理解の上で(一定の情報交換に留めて)
便利さを追求するのはアリ(私は使わないけど、気に入って使っている人に都度「危ないよ」と踏み込むのは憚られる) -
国家機密の交換には不適切(脇が甘いのは「DNA」で、
短時日には解決しないと思われる)
2.LINEでの情報交換・データ処理を慎むべきケース
どのような情報なら、LINEで送ってもセーフ or アウトか、利用シーンを挙げて分類してみます。
※前提:
利用者本人と相手の氏名・所属を(何らかの方法で)
セーフ(主に仕事以外を想定) |
アウト(主に業務シーンの事例を想定) |
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差別発言(人種、宗教、性、マイノリティ 等への差別発言が漏洩したら組織的に「アウト」) |
仕事メンバーを含まない飲み会案内
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仕事メンバーを含む飲み会案内 (宛先から組織情報やメンバー関係性がばれる。例、 |
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VIPの健康状態、出張・行動予定(含、便名、時刻、訪問先、 |
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現金・貴金属・高級サンプル等の運搬・受渡し情報(金額、 |
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購入記録(薬品、図書、専門誌、嗜好品)
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取引先との連絡 (競合先が韓国、中国である場合、特に問題) |
その他、プライバシー・機微情報を含まないもの(無味乾燥過ぎ? |
その他、機密情報(知財、原価 ほか) |
意外に、VIPと家族の遣り取りや、
今後とも、指導的立場の組織からの啓蒙が必要でしょう。
3.参考
・ユーザーの個人情報に関する一部報道について (2021/03/17)
https://linecorp.com/ja/pr/
『【韓国のデータセンターで保管されているデータ】
画像・動画・Keep・アルバム・ノート・タイムライン・LIN
*1
氏名住所など本人確認に必要な情報は国内で保管されています (←筆者注、画像・動画・タイムラインを保管しておきながら「
中国においては、LINEの子会社LINE
Plus Corporationの子会社であるLINE Digital Technology (Shanghai) Limited(大連)と、NAVER Corporationの中国法人であり、LINEの業務委託先
』
・「LINEの常識と世間の常識にズレ」個人情報問題で露呈 (2021/03/30)
https://mainichi.jp/premier/
『LINEの情報管理で問題にされたのは主に次の2点だ。
(1)ラインで利用者がやりとりした会話履歴や会員情報を、中国
(2)利用者がラインに載せた写真や画像を、
ラインのプライバシーポリシー(個人情報の取り扱い方針)では「
・・・
この経過を見ると、ライン側は中国や韓国で利用者の個人情報を閲
』
・LINEの信頼失墜、中国拠点の情報閲覧問題で「ヤフー支配」 強まる
(2021/03/27)
https://diamond.jp/articles/-/
『ヤフーを運営するZHDと、LINEとの統合が完了したのは3
・・・個人情報の取り扱いに過剰なまでに過敏なヤフーに対し、L
・LINEの個人情報問題と決済・データビジネスへの影響 (2021/03/26)
https://www.watch.impress.co.
『「LINE Pay」
・・・
LINE PayやLINE
Payカードの発行に関して韓国側の担当者の意向がかなり介在し
・・・
情報が漏れたのではないか・・・
・・・
個人レベルであれば「気に入らないから使わない」
・・・
個人的意見でいえば・・・LINE自体のガバナンスや運用ポリシ
』
・韓国国情院がLINE傍受
仮想空間はとうに戦場。国家の「傭兵ハッカー」たちが盗み、
https://facta.co.jp/article/
『5月下旬、官邸内に衝撃が広がった。韓国の国家情報院(旧KC
・・・
「通信の秘密」を守る法律がない韓国側は悪びれない。だが、LI
・・・
そればかりか、LINEの日本人データが、SNS(交流アプリ)
LINEは韓国最大の検索サイト、ネイバーの100%子会社
・・・
』
これに対する反論ブログ記事
↓
・本日報道の一部記事について (2014/6/18)
https://lineblog.me/morikawa/
『LINEはシステム内であってもシステム外の通信ネットワーク
↑
(筆者注、客観的・技術的根拠が十分示されているとは言えず、
以上