Dec 8, 2019

OpenVPN linux client automatically at boot、メモ

目的

ラズパイ起動時に、Sophos UTMとの間で、SSL-VPNセッションを自動的に確立する。

前提

Sophos UTM の基本設定は完了し、PCやスマホから手動でSSL-VPN接続して、インターネットWeb参照等できているものとします。
raspiの基本設定も同様に完了済みとします(Debian系ディストリビューション)。

導入

# apt install openvpn
 ※ OpenVPN≒SSL-VPN (ref. *1)

設定

1. Sophos UTMから証明書ファイルを取得
 (1) マネジメント>ユーザポータル>詳細タブで ユーザポータルページを有効にする。
 (2) VPNセッションを張りたいユーザの".ovpn"ファイルをダウンロード、
   /etc/openvpn/client/user0001.ovpn として保存。
 (3) ln -s /etc/openvpn/user0001.conf /etc/openvpn/client/user0001.ovpn
   (*.ovpn = *.conf として機能する)
2. SSL-VPNクライアントのクレデンシャル
 (1) 次のようにファイルを指定
      # vi /etc/openvpn/client/user0001.ovpn
    auth-user-pass /etc/openvpn/client/auth0001.txt
 (2) 上記TXTファイルの中身は次のように記述
  一行目:該当ユーザ名
  二行目:パスワード
  ※プレインテキストなのもどうかと思うが、
   rootでシングルユーザ前提の環境なら許容範囲か。
   念のため chmod 600 とかしておくと良いだろう(動作未確認)。

参考にしたところ

*1  よくある質問
 https://www.openvpn.jp/faq/
 『OpenVPNはSSL-VPNですか? はい』

・How to Connect to a VPN Automatically on Linux (2017.08.28)
 https://www.maketecheasier.com/connect-vpn-automatically-linux/

・Starting OpenVPN client automatically at boot
 https://askubuntu.com/questions/464264/starting-openvpn-client-automatically-at-boot

関連

・raspberry pi を access point 化 (2018.01.09)
 https://akasaka-taro.blogspot.com/2018/06/raspiap.html

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