Jun 28, 2022

CVE-2022-29499 Mitel MiVoice Connect in K.E.V. Catalog

今回は、KNOWN EXPLOITED VULNERABILITIES CATALOG にも6/27付けで掲載されている、MitelVoIP関連製品の脆弱性 CVE-2022-29499 について、以下、情報源ごとに引用し、日本語訳と私のコメント(※)を記す。

 

 

CVE-2022-29499 (NIST)

The Service Appliance component in Mitel MiVoice Connect through 19.2 SP3 allows remote code execution because of incorrect data validation. The Service Appliances are SA 100, SA 400, and Virtual SA.

Mitel MiVoice Connect 19.2 SP3 までの Service Appliance コンポーネントは、不正なデータ検証のため、リモートでコードが実行される可能性があります。サービスアプライアンスは、SA 100SA 400、およびVirtual SAです。

NIST: NVD  Base Score:  9.8 CRITICAL

 

Vender Advisory

Mitel has provided a script for remediation. Customers are advised to apply the available remediation.

Customers are advised to review the product Security Bulletin ID: 22-0002-001. For additional information, contact Product Support.

Mitelは、修復のためのスクリプトを提供しています。お客様は、利用可能な改善策を適用することをお勧めします。

お客様は、製品のセキュリティ情報ID: 22-0002-001を確認することをお勧めします。その他の情報については、製品サポートにお問い合わせください。

 

※、本件に気づいたきっかけは次のボッドキャストである。


CYBER SECURITY TODAY IT World Canada

Organizations turn to voice-over-IP phone systems as a way of saving money. However, if these systems arent properly protected they could be an entry point into internet-connected systems.

Two lessons to IT staff: First, security updates on any internet-connected device on your networks — not just servers and desktops — have to be patched as soon as possible. Second any internet-connected device — including VoIP phone systems — must have anti-virus, anti-malware or firewall protection.

企業は、コスト削減のためにVoIP電話システムを導入しています。しかし、これらのシステムが適切に保護されていない場合、インターネットに接続されたシステムへの侵入口となる可能性があります。
...

ITスタッフへの2つの教訓。第一に、サーバーやデスクトップだけでなく、ネットワーク上のあらゆるインターネット接続機器のセキュリティ・アップデートは、できるだけ早く適用する必要があります。第二に、VoIP電話システムを含むインターネット接続機器には、アンチウイルス、アンチマルウェア、ファイアウォールなどによる保護が必要である。  

 

※あとがき「専門域、英語ポッドキャストのすすめ」

日本のITエンジニアの方で、「海外のエンジニアとは、通訳を介している」という方は居られるだろうか? 日本の一般人と話すと、技術用語が伝わっているか心配になるくらい、普段は専門的な世界で専門用語で語り合っているなら、そろそろ海外の方にも自分の言葉で伝えよう。

このポッドキャスターのHowardのゆっくり目の話し方とアクセントは、とても聞きやすい。「あ、実際には、こんな表現なのか」との気づきや、「これ使える表現だね」といったお気に入りは、口の中でモゴモゴ反芻してみよう。少しづつものにできるはずだ。

ここで私の経験を話すと、英会話習得のコツは楽器演奏習得に似ていると思う。

  1. 難しいフレーズを弾けるようになると、難しいフレーズをもっと正確に聞き取れるようになる。すると益々上手に弾けるようになる。
  2. 聞き取れなかった箇所は、スクリプトで確認できる(リンク参照)。和製英語に慣れてしまった耳を、本来の言い方・発音に慣れるまで聴きこんでみよう。
  3. リズムも重要だ。使い慣れた単語も、それ以外の単語も同じ一定のテンポだと聞きやすい。ネイティブの話し方には独特のテンポ・リズムがあるように感じる。そのテンポ・リズムを楽しもう。

これらの良い循環を生み出して、ビジネスシーンで活用するには、Howardの綺麗な発音と丁度よい速度がピッタリだと思う。



※、他の記事も読みたくなり、色々読み比べてみた(続く)

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