◆desigo -- dxr2 3件
・Desigo TRA コンパクトルームステーション DXR2
※ Desigo はビルディングオートメーションの機器ブランドらしい。dxr2
3件の脆弱性のうち、一つのCVEについて、以下概要を記す。
・CVE-2022-24044
Desigo DXR2 (全バージョン < V01.21.142.5-22), Desigo PXC3 (全バージョン < V01.21.142.4-18), Desigo PXC4 (全バージョン < V02.20.142.10-10884), Desigo PXC5 (全バージョン < V02.20.142.10-10884) において脆弱性が確認されました。
・解決策
アップデートすれば良い。※とは言っても、
◆ethereum -- go_ethereum
・イーサリアムの代表的なクライアント!Geth(Go- Ethereum)とは【初心者向け】(2018.03.14)
GethとはEthereum(イーサリアム)
Gethでできること、マイニング、資金移動、Ethereum
(スマートコントラクトとはEthereumの機能の1つで、
・CVE-2022-29177 について
Go Ethereum は、Ethereum プロトコルの公式 Golang 実装です。バージョン 1.10.17 以前では、
CNA: GitHub, Inc. Base Score: 5.9 MEDIUM
◆fedora -- fedora
・CVE-2022-1586 について
PCRE2 ライブラリの pcre2_jit_compile.c ファイルの compile_xclass_matchingpath() 関数に境界外読み出しの脆弱性が発見されました。これは、JIT コンパイルされた正規表現における unicode プロパティのマッチングに関する問題です。この問題は、JIT 内のケースレスマッチングで文字が完全に読み込まれていないため
NIST: NVD Base Score: 9.1 CRITICAL
解決策 パッチ適用
◆fedora -- vim 6件の脆弱性
うち5件では、NIST: NVD Base Score: 7.8 HIGH
いずれも、GitHub リポジトリの vim/vim の或るバージョンで、Buffer Overflow 等の脆弱性が見つかっています。
◆fujitsu -- multiple_products
・CVE-2022-29516 について
富士通ネットワークIPCOMシリーズ(IPCOM EX2 IN(3200, 3500)、IPCOM EX2 LB(1100, 3200, 3500)、IPCOM EX2 SC(1100, 3200, 3500)、IPCOM EX2 NW(1100, 3200, 3500)、IPCOM EX2 DC、IPCOM EX IN(2300, 2500, 2700), IPCOM EX LB(1100, 1300, 2300, 2500, 2700), IPCOM EX SC(1100, 1300, 2300, 2500, 2700), IPCOM EX NW(1100, 1300, 2300, 2500, 2700)) により、攻撃者は詳細不明のベクターを介して任意の OS コマンドを実行することが可能です。
・解決策
ファームウェアのアップデート
◆gitblit -- gitblit 2件の脆弱性
・CVE-2022-31267 は権限昇格の脆弱性
version 1.9.2で起きる。version 1.9.3にversion up すれば良い。
・CVE-2022-31268 はディレクトリトラバーサル
version 1.9.3 の脆弱性!!
・いずれもCVEもリンク先にPoCが示されている。
◆gitlab -- gitlab 3件の脆弱性
内、2件は以下の通り。
・CVE-2022-1416 について
GitLab CE/EE の 1.0.2 から 14.8.6 までのすべてのバージョン、14.9.0 から 14.9.4 までのすべてのバージョン、および 14.10.0 から 14.10.1 までのすべてのバージョンで、Pipeline エラーメッセージのデータのサニタイズの欠如により、
CNA: GitLab Inc. Base Score: 4.3 MEDIUM
・CVE-2022-1423 について
GitLab CE/EE の CI/CD キャッシュ機構における不適切なアクセス制御により、Devel
CNA: GitLab Inc. Base Score: 7.1 HIGH
◆gnome -- gimp
・CVE-2022-30067 について
GIMP 2.10.30 および 2.99.10 には、バッファオーバーフローの脆弱性があります。細工された XCF ファイルを通して、プログラムは膨大な量のメモリを割り当て、
NIST: NVD Base Score: 5.5 MEDIUM
◆hewlett_packard_enterprise -- oneview
・CVE-2022-23706 について
HPE OneViewの7.0 より前のバージョンに、リモートクロスサイトスクリプティング(
NIST: NVD Base Score: 6.1 MEDIUM
◆hma -- vpn
・CVE-2022-26634 について
HMA VPN v5.3.5913.0 には、引用されていないサービスパスが含まれており、
◆hms -- hms 全2件のうちクリティカルな1件は以下の通り。
・CVE-2022-30011 について
HMS 1.0 で appointment.php を POST でリクエストする際に、複数のパラメータで、SQL インジェクションの脆弱性につながる可能性があります。
NIST: NVD Base Score: 9.8 CRITICAL
◆hpe -- oneview
・CVE-2022-28617
HPE OneViewの7.0 より前のバージョンに、
NIST: NVD Base Score: 9.8 CRITICAL
・CVE-2022-28616
HPE OneViewの7.0 より前のバージョンに、リモート サーバーサイド リクエスト フォージェリ(ssrf)の脆弱性が発見されました。HPE は、HPE OneView のこの脆弱性を解決するためのソフトウェアアップデートを提供し
NIST: NVD Base Score: 9.8 CRITICAL
◆ibm -- datapower_gateway 全3件、内1件は以下の通り
・CVE-2021-38872
IBM DataPower Gateway 10.0.2.0, 10.0.3.0, 10.0.1.0 ~ 10.0.1.4, 2018.4.1.0 ~ 2018.4.1.17 では、リモートユーザーが複数のリクエストでリソースを消費し、
NIST: NVD Base Score: 7.5 HIGH
◆ibm -- websphere_application_server
・CVE-2022-22475
IBM WebSphere Application Server Liberty および Open Liberty 17.0.0.3 から 22.0.0.5 には、認証済みユーザーによる ID スプーフィングに対する脆弱性があります。IBM X-Force ID: 225603.
NIST: NVD Base Score: 6.5 MEDIUM
・CVE-2022-22365
Ajax Proxy Web Application (AjaxProxy.war) が展開された IBM WebSphere Application Server 7.0, 8.0, 8.5, 9.0 には、中間者攻撃者が SSL サーバーのホスト名を偽装できる、
◆jenkins関連、全27件のうち、一部のpluginをピ ックアップした。
気になる人はソースでのチェックをお勧めします。
◆jenkins -- autocomplete_paraeter_plugin
・CVE-2022-30969
Jenkins Autocomplete Parameter Plugin 1.1 およびそれ以前のバージョンには、
NIST: NVD Base Score: 8.8 HIGH
Vector: CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/
◆jenkins -- ssh_plugin 全3件のうち1件は以下の通り。
・CVE-2022-30958
Jenkins SSH Plugin 2.6.1 以前のバージョンには、クロスサイトリクエストフォージェリ(C
NIST: NVD Base Score: 8.8 HIGH
Vector: CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/
攻撃条件の複雑さ(AC) = 低(L)、必要な特権レベル(PR) = 不要(N)
◆jenkins -- wmi_windows_agents_plugin 全2件のうち1件は以下の通り。
・CVE-2022-30950
Jenkins WMI Windows Agents Plugin 1.8以前には、Windows Remote Commandライブラリが含まれており、
NIST: NVD Base Score: 8.8 HIGH
Vector: CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/
攻撃条件の複雑さ(AC) = 低(L)、必要な特権レベル(PR) = 低(L)
◆konica_minolta -- bizhub_mfp 全3件の脆弱性のうち、2件は以下の通り。
※ MFPとは、
・CVE-2022-29588
2022-04-14以前のコニカミノルタbizhub MFPでは、/var/log/nginx/html/
NIST: NVD Base Score: 7.5 HIGH
Vector: CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/
攻撃元区分(AV:Attack Vector) = ネットワーク(N)
リンク先のサード パーティー アドバイザリーにはビジネス推奨として以下が記載されていた。
『コニカミノルタは、2020年の年明けに、
万が一、アップデートが届いていない場合は、
セックコンサルでは、
SEC Consultは、「Someone call the patch manager - How COVID-19 left hundreds of thousands of printers vulnerable」と題したブログ記事も公開しており、考え
※ 最後のパラグラフが特に興味深いので、赤色文字・
・CVE-2022-29586
2022-04-14 以前のコニカミノルタ製 bizhub MFP デバイスでは、Sandbox Escape が可能です。攻撃者は、USBポートにキーボードを取り付け、F
NIST: NVD Base Score: 7.4 HIGH
Vector: CVSS:3.1/AV:P/AC:L/PR:L/UI:N/
◆lenovo 全9件の脆弱性のうち、一部の機器・ ソフトについて以下に取り上げる。
◆lenovo -- personal_cloud_storage 全5件のうち、2件は以下の通り。
・CVE-2021-42852
Lenovo Personal Cloud Storage の一部デバイスにコマンドインジェクションの脆弱性が報告されて
CNA: Lenovo Group Ltd. Base Score: 8.0 HIGH
Vector: CVSS:3.1/AV:A/AC:L/PR:L/UI:N/
・CVE-2021-42850
一部の Lenovo Personal Cloud Storage デバイスにおいて、Web インターフェースおよびシリアルポートの弱いデフォルトの管理者
NIST: NVD Base Score: 7.8 HIGH Vector: CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/
CNA: Lenovo Group Ltd. Base Score: 8.8 HIGH Vector: CVSS:3.1/AV:A/AC:L/PR:N/UI:N/
※ CNAのスコアの方が辛い評価になっている。
※ Lenovo Personal Cloud Storageとは、自宅のRAID 1 NAS 的なもので、外出先から内臓VPN越しにアクセスできる(
◆linux -- linux_kernel 全2件の脆弱性のうち、1件は以下の通り。
・CVE-2022-1116
Linux Kernel の io_uring に整数オーバーフローまたはラップアラウンドの脆弱性があり、
CNA: Google Inc. Base Score: 7.8 HIGH
Vector: CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/
リンク先にパッチがある。
◆microsoft -- windows-print_spooler_ elevation_privilege_ vulnerability
・CVE-2022-30138
Windows Print Spooler の特権昇格の脆弱性。この CVE ID は CVE-2022-29104, CVE-2022-29132 と異なり、一意です。
CNA: Microsoft Corporation Base Score: 7.8 HIGH
Vector: CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/
◆mitsubishi_electric -- melsec_iq-f 全2件
・CVE-2022-25161
不適切な入力検証の脆弱性により、
対象製品は、以下の通り。
- 三菱電機 MELSEC iQ-F シリーズ FX5U-xMy/z(x=32,64,80, y=T,R, z=ES,DS,ESS,DSS) 1.270 よりも前のバージョン、
- 三菱電機 MELSEC iQ-F シリーズ FX5UC-xMy/z(x=32,64,96, y=T,R, z=D,DSS) 1.270 より前のバージョン、
- 三菱電機 MELSEC iQ-F シリーズ FX5UC-32MT/DS-TS 1.270より前のバージョン、
- 三菱電機 MELSEC iQ-F シリーズ FX5UC-32MT/DSS-TS 1.270より前のバージョン、
- 三菱電機 MELSEC iQ-Fシリーズ FX5UC-32MR/DS-TS 1.270以前のバージョン、および
- 三菱電機 MELSEC iQ-F シリーズ FX5UJ-xMy/z (x=24,40,60, y=T,R, z=ES,ESS) 1.030 より前のバージョン。
・CVE-2022-25162
不適切な入力検証不備の脆弱性により、
対象製品は以下の通り。
- 三菱電機 MELSEC iQ-F シリーズ FX5U-xMy/z(x=32,64,80, y=T,R, z=ES,DS,ESS,DSS) 1.270 よりも前のバージョン、
- 三菱電機 MELSEC iQ-F シリーズ FX5UC-xMy/z(x=32,64,96, y=T,R, z=D,DSS) 1.270 より前のバージョン、
- 三菱電機 MELSEC iQ-F シリーズ FX5UC-32MT/DS-TS 1.270より前のバージョン、
- 三菱電機 MELSEC iQ-F シリーズ FX5UC-32MT/DSS-TS 1.270より前のバージョン、
- 三菱電機 MELSEC iQ-F シリーズ FX5UC-32MR/DS-TS 1.270以前のバージョン、および
- 三菱電機 MELSEC iQ-F シリーズ FX5UJ-xMy/z (x=24,40,60, y=T,R, z=ES,ESS) 1.030 より前のバージョン。
NIST: NVD Base Score: N/A NVD score not yet provided.
・三菱電機マイクロシーケンサMELSEC-Fシリーズは
基本性能の向上,駆動機器との連携, プログラミング環境の改善をコンセプトに、 MELSEC iQ-Fシリーズとして新たに生まれ変わりました。(
出典
Bulletin (SB22-143)
Vulnerability Summary for the Week of May 16, 2022 (release date: May 24)
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