これまでの理解概要
感染症学や免疫学の素人である自分の理解。感染初期は指数関数的に感染者数が増加。
多くは軽症ないし無症状。高齢かつ持病のある人がリスクが高い。
最重要事項は死亡者数の最小化。
封鎖しても解除後の感染リスクは無くならなさそう。であるなら集団免疫戦略か。
感染拡大時期を乗り越えれば、回復者(免疫獲得者)が増える事で、その集団の感染者数は減少に転じる。
新型コロナで集団免疫が成立する為の免疫者人口比は諸説ある。
(衛生習慣、生活習慣、文化等によるとされる。実感が湧きにくいところ。)
集団免疫が成立しない限りは、封鎖解除等すれば、感染が再燃してしまう。
そこで、集団免疫獲得まで、全期間に渡り集中治療病床数が不足しないよう制御(社会的距離の遠近制御)を繰り返すことになる。
また、リスクの高い人が脅威にさらされないよう、万一 罹患・発症した場合も必要な治療が直ぐ受けられるよう、社会・医療機関に余力が必須。
ロジックは理解できるが、身近な人が大丈夫か、感情は揺れている。
経済インパクトと対策については、緊急財政出動が必要だろうが、政治テーマになるので、専門家に譲ることにする。
参考にしたところ
コロナウイルスなどのアウトブレイクは、なぜ急速に拡大し、どのように「曲線を平らにする」ことができるのか (03/17)https://www.washingtonpost.com/graphics/2020/health/corona-simulation-japanese/
社会距離の度合によって生じる感染者数推移の違いが直感的に分かるシミュレーションあり。
基本再生産数
https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/story/newsletter/keywords/07/01.html
『R0>1なら流行の拡大がおこるが,R0<1ならば流行は自然消滅..
感染症根絶のためには,R0<1となるようにワクチン接種や隔離をおこなわなければならない』
無限等比級数の和
http://hooktail.sub.jp/mathInPhys/infGeoProgres/
『初項 a1 ,公比 r の等比数列 an において, -1<r<1 のとき
という公式が成り立つ』
Tracking the worldwide COVID-19 pandemic
https://datagraver.com/case/tracking-the-worldwide-covid-19-pandemic
図、国別累積死亡者数。出典:FT.com、ツイッター経由
下図で、人口比グラフの欧米の急勾配は、現地の実感をより如実に示すのだろう。お気の毒さま。早期収束をお祈りします。
図、国別百万人あたりの死亡者数、百万人中1件目発生日以降
中国と韓国は同じ曲線。そろそろ韓国も収束してきた感がある。
日本の勾配が際立って緩やかなのは幸いであると同時に大きな謎。
気を緩めると、感染再燃が起きるのかもしれないが、
今後は社会的距離の遠近制御をしながらの長期戦になるのだろう。
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