ビジネスユーザにとって『安全な通信』は必須条件。経営陣が理解していないとしたら、まずい。同社の先日発表の決算は良かったようだが、さて、世間にはどう評価されるか。
Zoomのプライバシーと「Zoom爆撃」めぐる集団訴訟、約93億円で和解へ (08/03)
https://japan.cnet.com/article/35174700/
『Zoomは、ユーザーの同意を得ることなく個人情報をFacebook、Google、LinkedInと共有していたことや、ハッカーらが「Zoom爆撃」によってオンラインミーティングを妨害する行為を放置していたことが、ユーザーのプライバシー侵害にあたるとして起こされていた集団訴訟について、8500万ドル(約93億円)の和解金を支払うことで合意した。
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この和解に伴い、集団訴訟の対象となる顧客には、サブスクリプション料金の15%または25ドルが返金される可能性がある。』
お詫びに一部の利用料金を返金します、と言われても失われた情報は取り返せない。
Zoom to pay $85M for lying about encryption and sending data to Facebook and Google (08/02)
『Zoomは、エンドツーエンド暗号化の提供について嘘をついたという主張を解決するために8500万ドルを支払うことに同意
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2021年5月に提出された修正集団訴訟の苦情は、Zoomがエンドツーエンド(E2E)暗号化を誤って約束したにもかかわらず、「各会議の暗号化キーは、クライアントデバイスではなくZoomのサーバーによって生成される」と述べています。』
つまり事業者が中間者として通信内容を解読できる、との主張である。
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