Chromeの公開されている拡張機能(CRXファイル)
1. オンラインツールや専用の拡張機能を利用する方法(最も簡単)
最も手軽にソースコードを閲覧・ダウンロードできる方法です。 拡張機能をインストールする必要がなく、 WebストアのURLさえあれば利用できます。
1-1. 専用のChrome拡張機能を使う
**「Chrome extension source viewer」**のような、 他の拡張機能のソースコードを閲覧するために作られた拡張機能を 使用します。
- Chromeウェブストアで対象の拡張機能のページを開きます。
- 「Chrome extension source viewer」のアイコン(またはページ上の専用ボタン)
をクリックすると、 ソースコードがファイルツリー形式で表示されます。 - このツールは多くの場合、コードの整形(Beautify)
や検索機能も提供しています。
1-2. オンラインツールを使う
**「CRX Viewer」**のような、 ブラウザベースのオンラインツールを利用します。
- 対象の拡張機能のChromeウェブストアのURLをコピーしま
す。 - CRX Viewerのウェブサイトにアクセスし、
URLを入力して実行すると、ソースコードが表示されます。 - 通常、
manifest.jsonやJavaScriptファイルなどを確認し、 ZIPファイルとしてダウンロードすることも可能です。
2. インストール済みの拡張機能のローカルファイルを確認する方法
ご自身のChromeにすでにインストールされている拡張機能の ソースコードは、PCのローカルフォルダに保存されています。
- 拡張機能の管理画面を開く: アドレスバーに
chrome://extensions/と入力してアクセスします。 - デベロッパーモードを有効にする: 画面右上の**「デベロッパー モード」のトグルスイッチをオン**にします。
- 拡張機能IDを確認する: ソースコードを見たい拡張機能を探し、そこに表示されているID
(長くランダムな英数字の文字列)をメモします。 - ローカルフォルダに移動する: 以下のOSごとのパスにある「Extensions」
フォルダを開きます。 - Windows:
C:\Users\【ユーザー名】\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\Default\Extensions - Mac:
/Users/【ユーザー名】/Library/Application Support/Google/Chrome/Default/ Extensions - ソースコードを確認する: フォルダ内で、手順3でメモした拡張機能IDと同じ名前のフォル
ダを探します。その中にあるバージョン名のフォルダ(例: 1.2.3_0)の中に、manifest.jsonやJavaScriptファイルなど、 拡張機能のソースコード一式が入っています。
注意点
- 拡張機能によっては、
セキュリティ対策やファイルサイズ削減のためにJavaScri ptファイルなどが**難読化(Minify)** されている場合があります。この場合、 コードの意図を理解するのは難しくなります。 - ソースコードを見る行為自体は問題ありませんが、
そのコードを無断で再利用したり、 改変して配布したりすることは、 著作権や利用規約に反する可能性があるため注意が必要です。
どの拡張機能のソースコードを確認したいか決まっていますか?
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